この記事ではボリンジャーバンドのバンドウォークについてまとめています。
バンドウォークに乗り続けることで利益を大きく伸ばすことが出来、デイトレでの分足や日足でもよく出てくるパターンのため非常に重要です!
ここでは
バンドウォークについて
- 鉄板パターン
- 利益確定までのロードマップ
- 注意点
を解説しているのでパターンを知り、利益を伸ばしたい人は読み進めてくださいね。
バンドウォークのパターン
まずバンドウォークのタイプから紹介します。
よくバンドウォークで知られているのが
- ①+1σ〜+2σの間を変動(教科書的バンドウォーク)
- ②+2σ〜+3σの間を変動
この2つですが、基本教科書に出てくるようなバンドウォークだけ出てくる訳ではありません。実際のトレードでは他にも見られるパターンとして、
③+1σ〜+2σの間を変動後、途中から上昇して+2σ〜+3σの間を変動
④+2σ〜+3σの間を変動後、+1σ〜+2σの間を変動
①のような教科書的なバンドウォークや複合型の③、④の動きをするパターンがあります。
バンドウォークする時の条件は?
バンドウォークする時には必ず確認しなければいけないことがあります。
それは
バンドウォークする前にボリンジャーバンドがエクスパンションしてるかどうかです。
エクスパンションさせる意味とは、イコール値幅を広げることを意味します。
例えばですが、下の画像では、
バンドウォークする前のボリンジャーバンドが狭い(スクイーズ)ところから
+2σ〜+3σの間を変動することでボリンジャーバンドが広がっています。
その後+1σまで落ちてから+1σ〜+2σの間を変動(教科書的バンドウォーク)をしています。
このように、バンドウォークするにはエクスパンションすることが非常に多いです。エクスパンションしていないとバンドウォークのように見えてもすぐに下がったりするので、
エクスパンションすることでバンドウォークの可能性が出てくる
と思ってください。
つまり、バンドウォークに乗るには
スクイーズ→エクスパンションの切り替えを確認してからボリンジャーバンドの押し目を狙う
これについては
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バンドウォークの利確ポイント
次は決済について。
決済を想定することで利益を伸ばし切って終えることが出来るので、想定は必須です!
エントリーにボリンジャーバンドのバンドウォークを使ったなら決済もバンドウォークが終わったタイミングでするべきです。
下の図のように、+1σ~+2σのバンドウォークをしてる場合は+1σから日足陰線で完全に離れたら決済します。
また、+2σ~+3σのバンドウォークが見られた場合は+2σから陰線で離れた場合決済します。
このように、利確のポイントは明確にし、そこまではホールドし続けるのが最も効率がいいです。
もちろん常にこのルールかぎりの動きをする訳ではありません!
例えば、④+2σ〜+3σの間を変動後、+1σ〜+2σの間を変動のパターンでは、+2σ〜+3σの1次的なバンドウォークの後にすぐに利確をしてしまうと2次的なバンドウォークを取り逃すことになります。なのでプラスでルールを作るなら、
- +2σ〜+3σを変動したのが5日以上ならバンドウォークとして+2σから陰線で離れた場合決済
- +2σ〜+3σを変動したのが4日以下ならエクスパンションさせる意味のみであるためホールド
など、日数が短い場合は実際にバンドウォークとしてみなして良いかを考える必要があります。
注意するポイント
バンドウォーク前の動きについて
バンドウォークする前の段階から上がる前兆を読み取れれば利益は伸ばせます!しかし株価のチャートは足の時間が確定して初めて作られるものなので、前兆が本当に前兆となったかは株価が上がった後に決まるものと考えるべきです。
しかし、前兆を知っていれば株価上昇局面において、この前兆があったから上昇は強いと考えることができます!
ポイントは以下の通りです。
①バンドウォークに入る前に-1σをサポートとして上昇してくる流れが多い
②一度+3σまで上昇してから調整後バンドウォークを開始するパターンはエクスパンションが起きやすい
①については、株価が上昇トレンドの時は-1σを割りにくいという特性から前兆と考えます。
また②は、+3σに一度上昇することでエクスパンションが起きやすくなり、値幅を広げる意味と、騙しバンドウォークのように急にバンドから落ちたりすることがなくなるからです。
時間軸は一つの時間だけ確認するのは?
バンドウォークの時にはボリンジャーバンドがエクスパンションする、というのはもうわかったと思います。
では例えば、デイトレードで1分足のバンドウォークに乗れたら、1分足のみ見たらいいのか?
「利確ポイント=バンドウォークが終わったら」を守るのは当然ですが、一つ上の時間足を見ることでバンドウォークがいつ終わるかを想定できます。
つまり、今見てる時間足よりも一つ上の時間足のボリンジャーバンドを確認することで上値余地を想定できます!
バンドウォークした足よりも一つ上の時間足のボリンジャーバンドを確認する
まとめ
バンドウォークは投資ルールが決めやすく、利益を伸ばしやすい典型パターンです。
- バンドウォークはエクスパンションを確認する。
- 一つ上の足も確認する
- 利確はバンドウォーク終了時
パターンさえ習得すれば、利益に直結しやすいのでぜひ活用してください!