レンジが移動する時にエントリーする方法

今回は価格帯レンジが上昇する時の利益の取り方を解説します。

エントリーする理由が多ければ多いほど株価が上昇する確率は上がります。上昇するサインを一つ一つ読み取ることで勝率の高いトレードができるので、参考にしてください。

僕の使っている基本指標は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、出来高、プライスアクションです。これらのサインを読み取っています。

目次

チャートの確認

まずチャートを見てください。このエントリーは日足だけで考えれるため日足のみ表示します。

上のチャートでは5,25,75日移動平均線が近い位置にあり、ボリンジャーバンドも傾きを持っていないのでこの指標だけでは方向が明確ではないと思います。

ちなみに、僕は翌日が上からスタートするなら絶対に上昇すると考えてました。この上昇サインがわかりますか?

エントリーする理由

先に二日後の結果を出しますね。

結果的に二日間で大きく上昇しています!では上昇すると考えれる理由を解説していきます。

出来高ある大陽線が出現

白丸の陽線が出来高を伴って出たことで直前3日間の短期的な下落トレンドを否定し、小さなトレンドが変わったことを示唆しています。ここではこの陽線をトレンドを考える上での軸として考えてください。

大陽線後の中で調整

軸となる大陽線が出たことで軸の前までは下落トレンドでしたが軸となる大陽線以降上昇へと転換が示唆されています。が、これだけではまだまだ騙しが多い。上昇の確度を高めるため大陽線後の動きを確認します。

大陽線後の4日間は調整が起きています。ここで重要なのは、調整で軸となる大陽線を割って日足が確定していないことです。

白丸の内、左の陽線はヒゲで軸となる大陽線を割っていますが、ヒゲは騙しとなることが多いので無視してください。

ポイントは、軸となる大陽線の始値を下回らないならば上昇トレンドが継続するということです!

つまり、ここでは軸を下回らず、騙しとなるヒゲを形成して軸の上値に挑戦しています。

さらに、白丸内の十字線では25日移動平均線に対して底固めしています。

あとは軸となる大陽線を超えれば上がる確度は非常に高いです。

最終的に必ず上昇する確信を得るのは

これまで上昇するサインを以下3つ挙げてきました。

  • 出来高のある大陽線が出現
  • 調整で軸となる大陽線を割って日足が確定しておらず、下落トレンド転換と見せかけたヒゲを形成
  • 翌日25日移動平均線への底固め

この3つのサインが出てきたので、上昇する可能性が非常に高くなっていますが、最終的に必ず上だ!と判断するのは

軸となる大陽線の上値を超えた時(インサイドのブレイクアウト)

です。

上の白丸でブレイクアウトですね。

僕はブレイクアウトのタイミングでエントリーし、翌日意識される価格まで上昇したので利益確定しました。

追加要素

今までテクニカル(主にプライスアクション)について上昇サインを説明しました。

さらに細かく言えば

  • MACDがブレイクアウトのタイミングで0を超えた
  • 前の週で信用売りが大きく減ったこと

これらも上昇サインの一因とみなせます。

トレードにおいて大事なのは根拠を重ねていくことです。

勝つ確度を上げていきましょう!

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